純米生酒のブログ

めまい持ちの精神障害者の体験談を発信していきます。

出来たことが出来ない‼️😢

年始からの出社に向け、家ではリハビリを行っていた。

できるだけ歩く。もちろん転ぶ可能性があるので、杖をついて家の周りを歩いていた。

そのせいもあってか、本当に少しずつではあるが、めまいはあるものの、あの10月27日の朝のような激しいめまいは薄れてきていた。

出社に向けだいぶ自信がついたと我ながら思っていた。

そして、年始の出社日となった。

工場内も狭い部分や危険な箇所もあるので、杖をついて仕事をすることに決めた。

私のデスクは工場内にあったため、騒音と社員の話し声が聞こえる環境であり、購買のため協力会社さんの来社もあり、デスクワークでの自分の仕事、来社した方の話し合い、部下の管理、部下の仕事の進捗の確認、職長会議等多岐にわたっていた。

なかなか歩くとめまいもするので、デスクワークが中心となりあまり動くことができなかった。

約2ヶ月のブランクもあり忘れることもあったが、何とか自分なりにはこなせていた。

しかし、めまいのせいで今までできたことができないことが多々あった。

まずは力仕事。重量のある金属製品の移動ができなくなった。

そして、協力会社様への部品支給のためのピッキング作業。工場内が広いわけではなく、雑然と部品が置いてあるため、立ったりしゃがんだり数を数えたりしていると激しいめまいでうずくまる。

その他にも数え切れないほどのできなくなることがあった。

今まで出来たことが出来ない‼️😢

正直、これはショックだった。療養中だいぶ頑張ってリハビリしたつもりではあったが、そのリハビリは仕事においてあまり通用するものではなかったからだ。

自分でできない事は、部下にお願いしてやってもらうようにお願いをした。

それにより、デスクに座っての仕事が必然的に多くなった。

大きな会社ではないので、1人でやることが多岐にわたる杖を持っていなければ、端から見れば健常者だデスクワーク中心になった私に対し陰口を叩く人も出てくるだろうと言う覚悟はしていた。悲しいことだが仕方がない。

自分の思いと身体のバランスがめまいによって寸断される。さらに周りからの影口もとある人などを通じ聞こえてくる。

私のココロは次第に病んでいった…。

 

次回続く…。